2022-03-25 一羽の鳥 ある日 空に 鳥が現れた鳥は どこへ いくのでしょう・・・ 今夜は この詩を枕に・・・ 世界で一ばん遠い土地へ 一本の樹は 歴史ではなくて 思い出である 一羽の鳥は 記憶ではなくて 愛である 一人の誕生は 経験ではなくて 物語である 私は それらのあいだを旅するとき なぜか なみだぐんでしまうのです 詩 寺山修司 一羽の鳥は 愛である 鳥は生まれ 時が来て去ってゆく 鳥の数だけ 愛があり 語りつくせぬ物語がある