兄嫁ちゃんに見送られて
山形新幹線🚅に乗り込む。
窓際に座る私の隣は、
出張帰りのビジネスマン
の青年
さっそくノートパソコンを広げ、仕事を始める。
その指使いの何と
スマートなこと…
軽やかな 美しい
ブラインドタッチ…
昔 君とブラインドタッチ練習用DVDで 競ったことを思い出す。
ゲーム式なんだけと、
負けず嫌いの私は、君の点数を上回らないと
寝なかったっけ。
彼を見て また、やりたくなった。
あんな風に軽やかに
打ってみたい…。
私がうとうとしながら、
目が覚めても ずっと
スマホも活用しながら、
休まず 仕事を続けている。
資料の作成なのかな…
誠実で、仕事の出来る人なのが 解る。

東京駅に近づき
トイレを済ませておこうと 声をかけた。
「すみません…区切りのいいところで、構いませんので…」
言うか言わないかのうちに、すっと パソコンをたたんで 立ち上がって
通路に移動して下さいました。
なんて、身のこなしの
軽やかなこと…
そして、終点 東京駅。
彼は、なんと、
スッと棚の私の荷物を
下ろしてくれたのです。
自分の荷物よりも 先に…
何もかも なんて
スマートなんでしょう…
「 あっ… ありがとうございます😃」
「😃」
善き相席のご縁でした。
こんな素敵な青年がいるとは…
奥さん お幸せだなぁ…彼の選んだ奥さんも
きっと素敵な
女性なんだろうなぁ…
薬指の指輪に 思いを馳せるのでした。
そして、彼の周りの同僚たちも 幸せだなぁ…
と。
混雑するホームを
爽やかな風のように
すり抜けていく
彼の後ろ姿に
憧れと 幸あれと
エールを贈りました。

ああ… 私
優しい世界に
住んでいるんだなぁ…















