「はい、わかりました。」



帰省中 戻ったら 


また開いてみたいと


思っていたのが 


大野勝彦さんの詩画集 


「はい、わかりました。」




昔、河口湖に住む恩人Hさんから


頂いた本でした。



農業機械に巻き込まれ


両腕を失うという


不慮の事故に遇われました。




「 これは、わたしの人生に 

あらかじめ用意されていた

ことではなかったのか 」




「人生すべて決まりごと、

私が手を切るのも

決められていたことなら、

ぜんぶ受け入れて生きよう

と思います。」





平坦な人生もあれば

予想外の悲運を

受け入れての

山あり谷あり人生も

あります




「はい、わかりました。」


大野さんを 折々 


思い出していました




起こったことは


用意されたこと  



はい、わかりました


と 受けとめて



どう、するのか


どう、乗り越えていくのか



そのなかで


なにに気づき


なにを得るか     



そういう こと 





絶望のなか


私は 


本物の笑顔を持つ人


に囲まれている


幸せに


気づくことが


できました