幸せを呼ぶ『孤独力』📖

 

断捨離をしようと

本棚を整理していたら

この本に手が止まった

  

『幸せを呼ぶ孤独力』

 著者は 斎藤茂太さん

 

わが故郷山形出身の歌人 斎藤茂吉さんのご長男 

弟は、作家 北杜夫さん

親子とも、精神科医でもある

 

十数年前に買った本… 孤独力が無いから、必要と思い読んだのだと思う

 

読んで孤独力がついた訳ではなかった…

 

結局のところ、 実際 突然 その状況になって いやおうなしに体験し、乗り越えていく過程で

付随するものだと 

痛く実感している

 

断捨離の前に 雨の1日あらためて読んでみた 

 

文中にある

《孤独に一言》を抜粋

 

才能とは自分自身を、

自分の力を信ずることだ

   ゴーリキィ

 

のがれよ、私の友よ。

君の孤独の中へ 

    ニーチェ

 

名作は常に孤独の落とし子である   ゲーテ

 

 

孤独を経験することは

じつは貴重なことであること

孤独からしか生まれないものがあること

 

マイナスではなく、人として深く、大切なものが醸成されていく時間であること

 

孤独を体験した人にしか得られない感性があること …

 

そんな言葉を拾い上げていくうちに

 なんだか すごく尊い今を過ごしているんだ…

という気持ちになってきた  

 

「人は、この世に生まれた瞬間から『独り』

そして、成長するにつれて人は、

自分は誰なのか、

何のために生きているのか、

何をして生きていくべきなのか… 

自分自身の生き方を

自分自身に問いながら

『独り』の人間としての自立を目指します。

自分のアイデンティティーを確立しようと

もがいていくのが人生です。 」

 

 

 

ただ今 孤独の真っ最中

 

成長中 そして 醸成中 

 

ゆっくり ゆっくり

ありのまま 

この孤独に 

身を委ねよう… 

 

いい感じに 魔法をかけることができた