夏野菜を植える時期が来たけれど、独りではもう意欲が湧かない、、、。
野菜、ミニトマト、スイカ、メロン・・・毎年じょうずによく作ってくれましたね。
土づくりのために『もみ殻燻炭』を買っていた多和葉菜園さんは、移住のご家族。
福島正信さんの『わら一本の革命』の自然農法を
実践したくて脱サラ、初めて稲作を始めたのだそうです。
土づくりに数年、ようやく無農薬、無化学肥料でお米が出来るようなったと。
お米を買いに行った時「ちょうど 子供向けに《バケツで出来るお米セット》を作ってみたからやってみないか?」と、一握りの籾(もみ)を分けて下さいました。
「陸稲(りくとう)といって、水が無くても畑で栽培できる稲だから大丈夫」と。
好奇心のある君は、さっそくハウスの中で育苗し、その後 ちゃんと 衣装ケースとバケツに移植していたね。
梅雨が明けても、花咲かず 青い草のままで 私に笑われたっけ・・・
葬儀、弔問、不眠不休の慌ただしい日々が続いた・・・
ハウスの植物は、待ってはくれない
葬儀の翌日から ツナギに首タオル巻いての水やりだった。
ようやく周りの様子が 目に入ってくるようになったある日
なんと! 稲穂が金色になっているではないか!!
ふくふくとみごとに膨らんだ稲穂
生まれて初めての稲刈りを君にさせてもらったよ
正真正銘の無農薬、無肥料米です
君、とうとう 最期に お米まで 作っていったね!! ヽ(^o^)丿\(^o^)/