花を咲かそう 

 
 『 花 』
   
      喜納昌吉


河は流れて どこまで行くの

人も流れて どこまで行くの

そんな流れが つく頃には

花として 花として

咲かせて あげたい




泣きなさい 笑いなさい

いつの日か いつの日か

花を咲かそうよ



花は花として 笑いもできる

人は人として 涙も流す

それが自然の 唄なのさ

心の中に 心の中に

花を咲かそうよ



泣きなさい 笑いなさい

いついつまでも

いついつまでも

花を咲かそうよ




泣きなさい

笑いなさい

いついつまでも

いついつまでも

花を

咲かそうよ





 泣いて 

 笑って

 また 泣いてる

 けど   


 
 
 それでも

 いつか

 心の中に 

 
 
 私らしい   
 
 花が咲く… って

 
 
  信じてる