山形の新蕎麦と『もってのほか』

 

親友と 新幹線に乗る前に 上山市の手打そば『たから亭』さんに立ち寄りました。

 

『季節のぶっかけ蕎麦』 

 香りの良い新蕎麦に、  

 菊とキノコと砕き胡桃   

 が 載っています。

 

 蕎麦好きな親友は、

「さすが山形!」と 

大喜びでした😃。

 

食用菊は、2種類あり

薄紫色のは『延命楽』という品種で、

愛称『もってのほか』

といいます。

 

由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるとは、もってのほかだ」

とか

「もってのほか(思ったよりずっと)美味しい」

から などと言われているそうな。

 

 酢の物、漬物、ごま和えなど鮮やかな色と 

しゃきしゃきした食感で楽しめるだけではなく、ビタミンC、カリウム、Mg等ミネラル豊富なのは 意外ですね。

 

4年前に亡くなった父は、野菜作りの名人で、趣味の畑で 86歳まで楽しみました。

 

畑をやめる日に、寂しがる父のために、垣根のように立派に育てた菊を

父と君と私 3人で

家の庭に少しだけ

連れて来てあげたっけね

… 

君には、たくさんの親孝行をしてもらいました

 

ほんと、いい婿さん

でした… 

 

『もってのほか』 

今年も咲いているよ…

 

みんな 元気だった 

あの秋の日に 

戻りたい