フルーツハウスの水やりをしていたら
ご近所のHさんが さやえんどうを 持ってきてくださった
「 煮物は あまり作らないでしょう?
卵とじもいいし 炒めても美味しいからね 」
「 ほんと、1人じゃ 煮物 作らくなった・・・
台所に立つ時間が 少なくなっちゃった、、、」
言った拍子に じわっと涙が湧いてきて
つーーっと 涙が頬を伝って 止まらなくなってしまった
急に 花粉症になったみたいに
あれ? どうしちゃたのかな??…
笑ってるのに・・・
不思議な現象が起こった
「まだ、日が浅いんだからね しょうがないよぉ
しっかり食べて 栄養つけなさいよぉ 」
別れてから 畑で草むしりしていても 涙は 止まらなかった
鼻をすすりながら 抜き続けた
正午の音楽が鳴り 裏庭から 上がろうと周りこむ
植えて2年目のたらの芽が 新芽生き生き 手を伸ばしていた
フキノトウは花を咲かせ 日ごと 葉をのびのびと 広げていた
1人では 食べる気になれず 摘まなかったから
彼ら そのもの 自然の姿があった
今日は なにを見ても 目が潤む
意識できない領域
潜在意識 の しわざ