もとめていたもの

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夜中の地震!! 驚いて あたふたしてしまった

1人分にセットしなおすため 非難リュックの中身も

出したままで、避難準備も不充分な 

こういう隙をついて やってくるもの

 

津波が来るのか 避難すべきか 

独りだと どうしていいか判断に迷う

ご近所の方に 思わず電話をしてしまった 

 

「怖かったですねー」 「怖かったですねー」

「結構揺れましたねー」「揺れましたよねー」

「長かったですねぇー」「ほんと長かったですよねー」

 

実家が山形で 太平洋沿岸には 友だちもいるので

自分と同じように 心配でいっぱいだった・・・

 

しばらく電話で お話しに付き合ってくださいました。

おかげさまで、鼓動も治まっていき 肩の力も抜け 

それから布団に入りましたが、珍しことに 

余震の心配もせず、朝まで一度も起きることなく 眠れました。

 

『眠れた』・・・ なんて 半年ぶりだったと思う。

 

「 あー 求めていたのは これだったんだなあ・・・」

 

 ただ、単純に 『共感して欲しかった』んだ・・・

 そこに ジャッジや 答えなんて要らない

 学校の先生みたいな答えなら 要らない

 口を閉ざすしかない

 ただ 心根を聴いてほしかっただけなんだ・・・

 「そうなんだぁーーー」という共鳴する響き合い

 

 先日の親友との会話のあと 残った寂しさのわけ 

 は、これだった  

 

 地震の晩、そこに『共感』があったから癒された・・・

癒しには なにかトーンがあるような 

その『共感』『共鳴』の心地よい安心感 に包まれたから 眠れたのでした。

 独りになってしまってた私が いちばん求めていたのは

 これ、だった 。

 2人で過ごした年月は、朝から眠るまで それが

 あたりまえにあったから・・・ 

 

癒されたい・・・

人は それを求めて人と関わろうとするのかもしれない

人は みな しょせん寂しがり屋だから  

 

傷ついているハートを癒すのは 

こころからの『共感』『共鳴』

ゆるやかな時の『共有』

『裕り』 

 そして『利他』の心・・・   

 

たいせつにしたい この気づき 

生かしていこう と思う   

  

あの日の 寂しさに ありがとう