人間万事中庸

 

――― お坊さまのお話のつづき

 

喜怒哀楽 心が乱れ、怒哀に振り切っても

そんなときは 真ん中 を思うこと

常に真ん中 『中庸』を心がけること

 

自分の感情を認めてあげ、外から自分を眺める

「あぁ・・・怒っているんだな」

「悲しんでるんだなぁ、、、 」

と もう一人の自分で 見てみるといい

『中庸』にならぬうちは 行動を控え 心を整える 

 

東洋医学でも たいせつにしている 

『中庸』と同じ  

 

やっかいごとを早く解決してしまいたい自分をなだめ

中庸の潮時を待つことにした

 

さて 気になる千手観音さまは 何処に?

調べたら すぐ近くにおられました

また、写経の友Aさんと お昼に待ち合わせました。 

 

館山の那古寺は 海を見晴らす小山にありました。

遠目に見える 千手観音菩薩さまの細く美しい

しなやかな 動きのある指先が印象に残りました。

 

「まるで、千手観音みたいね 」は私がよく使う言葉

周りの友だちは、いつも、誰かのために という

救済の魂をもっている

そして、それぞれに たくさんの手(技)を持っていて感心する

さらには 折々 その手を増やそうとしていて

その向上心は尽きない

類は友を呼ぶ  

新しい友が少しずつ集まってきています

 

 

さあ わたしも 中庸をこころに

ゆっくり ゆっくり 

自分の歩幅で 一歩ずつ   

まずは 無理をせず こうして 

心養生につとめて いきましょう

 

 

――人間万事中庸のほどよくするはかたくもあるかな――